ウィル・フェレル - ダメ男の殿堂 -
といっても全部つながっているわけじゃないんだけね。
スティーブン・セガール作品の邦題が『沈黙の〜』となることが多いのと似たパターンかな。
俺はウィル・フェレル作品はちょいちょい観てるけど、
『俺たち〜』シリーズは『俺たちフィギュアスケーター』に続いて2作目かな?
【あらすじ】
ニューヨーク市警のスーパー花形刑事、ダンソンとハイスミスのコンビは
いつもド派手なアクションで事件を解決していた。
そんなある日、宝石店で白昼堂々強盗事件が発生。
いつものように出動したダンソンとハイスミスだったが、あっさり殉職してしまう。
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危険な外には行かずデスクワークにやりがいを見つけている刑事、アレンは
熱血漢だが罪のない人に発砲してしまい事務仕事をやらされているテリーに脅され
ダンソンとハイスミスが解決できなかった宝石強盗事件の捜査のためコンビを組む事に。
【感想】
今回の『俺たち』はポリスアクション!!
『アザーガイズ(other guys)』ってのは『その他のやつら』みたいなもんか?
冒頭に出てくる、いかにも主人公チックなスーパーガイズと比較して
『じゃない方のやつら』ってことね。
ダンソンとハイスミスの殉職シーンはもう声出して大爆笑!!
ちなみにダンソンがドゥエイン・ジョンソン(元プロレスラーのロック様)で
ハイスミスがサミュエル・L・ジャクソンという豪華なキャスティング!!
この2人で1本映画作れるでしょ!!
ウサギは映画を行う
デスクワーク大好き刑事アレンがウィル・フェレルで
正義感が空回りしている刑事テリーにマーク・ウォールバーグ。
作品的にはこっちが主人公。
実は冒頭にすごいアクションシーンを見せて、しかも刑事ものということで
アクション満載のコメディー映画かと思っていると、
実は少し前によく聞いたサブプライムローン的な、金融というか経済というか、
俺の理解が乏しいのでちゃんとした事は分からないんだけど、
そういった方向に物語が進んでいく。
映画のラスト、エンドクレジットが出ている間、
画面にアニメーションやグラフを使って実際にアメリカでの
そういった事件(?)のデータなどが表示されて
まるで経済の勉強をしているみたいだった。
漫画のにおいがどのような
キャストでビックリしたのが
ティム・バートン監督版の『バットマン』で
バットマン(ブルース・ウェイン)を演じたマイケル・キートンが出ていた事。
バットマンだった頃は、いかにも精神を病んでいそうなコワい顔だったけど、
いい感じで丸みも出てて、すごくいい味を出している役者になっていた。
アレンとかテリーの上司の役だった。
なぜかアレンがセクシーな女性にモテモテというネタがあって、
まったく本編に関係ないんだけど、その繰り返しネタがすごく面白かった。
見た目はウィル・フェレルなのに!!
コメディー好き視点で見るとスティーブ・クーガンが出演しているのもポイント。
何度か声出して笑ったシーンがあったし、これはなかなかの良作だった。
『アザーガイズ 俺たち踊るハイパー刑事!』 予告編
テーマ : 映画感想 ジャンル : 映画
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