なぜブッシュは馬鹿です。
アホでマヌケなアメリカ白人
本書「アホでマヌケなアメリカ白人」はブッシュに真つ向からケンカを売つた本です。岩波書店の総含月刊誌『世界』2002年9月号に掲載された、きくちゆみ氏の論文によれば、出版前に「大統領を名指しで批判した部分の削除」を求められるなどの圧力がかかり、発禁寸前にまで追い込まれたそうです。本書が文字通り爆発的な売れ行きを示したのは、やはりその内容が無類に面白く、しかも同時に、テロ後の混迷の時代を生きるアメリカ人に新たな視座を提供するものであったからにほかなりません。
鋼の錬金術師キャラクターあなたは何ですか?本書によれば、合衆国「大統領」ジョージ・W・ブッシュ氏は、読み書きの能力が小学生程度、過去3回の逮捕歴があり、そしておそらく、若い頃に重犯罪(どうもコカイン吸引を示唆しているようです)に手をそめているといいます。実はブッシュ氏が、まともに言葉を読み書きしたりしゃべったりすることができない、いわゆる「失読症」であるという話は以前から有名で、特に選挙期問中はマスコミにさんざん叩かれていました。失読症というのは必ずしも知能に問題があるというわけではないそうです。むしろ、言語機能を補うために右脳系の能力が発達する人も多いらしく、アインシュタインやエジソン、ピカソなども失読症であっ� ��といいます。
女の子が濡れ作り方とはいうもののブッシュ氏の場合、・・・たとえば2001年11月、ブラジルの大統領フェルナンド・カルドソに対して「あなたの国にも黒人はいますか?」と訊ね、側近をあわてさせる一幕がありましたが、これなどは黒人を同じ人間だと思っていない彼の本音が端的に表れているといえるでしょう。
2002年1月末の一般教書演説では、北朝鮮、イラン、イラクの3カ国を「悪の枢軸」と名指しで非難し、またしてもひんしゅくを買っていました。 膨張主義的野心と強大な軍事力、独善的な性格を併せ持つ迷惑極まりない国を「悪」と呼ぶのは全く妥当なことです。でも、その定義にドンピシャリと当てはまっている米国の大統領が、自分の国のことは棚に上げてそれを力強く宣言してしまうところが、目クソ鼻クソを笑うの愚を冒しててんとして恥じるところのない、いかにも傲岸不遜なアンクル・サムの真骨項を感じさせてくれました。
自分の命令で自分の軍隊がよその国の無垢の民を爆撃しにいっている最中に、TVでフットボールの試合を見ながらプレッツェルを食っていて死にかけたというような話を聞くと、やはり氏の知能の健全さに若干の疑念を抱かざるをえないのが悔やまれるところです。コカイン吸引の後遺症などではないことを切に願いたいと思います。
あのテロそのものが米国による自作自演ではないのかという憶測は、事件の直後から一部で囁かれていました。もちろん、一から十まで自作自演ということはないと信じたいところですが、少なくとも米政府が事前にテロのことを察知していたものの、何らかの理由でその発生を防ごうとしなかった� �そして発生後は直ちにそれを最大限に活用して国内外の世論を誘導したという事実は否定できないようです。
テロ直後米国では、あのテロを「真珠湾攻撃」とダブらせるイメージ操作が盛んに行われていました。そういえば真珠湾のときも、米国は攻撃を事前に知っていながらあえて実行させ、これを利用して国内世論を一気に参戦へと傾かせたそうです。もしそれが事実なら、今度のテロが真珠湾とダブらされた理由もよく解ります・・・そして彼らの頭が60年経っても、基本的には何ひとつ変わっていないということも。そういえば国防長官ラムズフェルドは、「テロ戦争は今後50年続く」と言っています。
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